二次投票 推薦コメントのご紹介①
- 10代がえらぶ海外文学大賞実行スタッフ

- 9月20日
- 読了時間: 3分
9月1日(月)から始まった二次投票では、多くの10代の方がお気に入りの作品に投票してくださっています。
ありがとうございます!
このブログでは、「紹介可」とご回答いただいたみなさまの感想をご紹介します。
『ハリネズミ・モンテカルロ食人記・森の中の林』
鄭執作、関根謙訳、アストラハウス
中国の文化、歴史を色濃く反映した舞台設定や、ところどころに挟まれるエピソードが魅力的。普段読んでいる、日本や西洋の小説とはまた違った雰囲気が楽しめた。
最後にかけて話の流れがどんどん早くなり、結末でふっと放たれる展開が素敵。夢から覚めたような、独特の読後感を味わえた。
さらに、出てくる中華料理がどれも美味しそう! 食事シーンが美味しそうな小説は全体的に出来がいいように思う。(無記名)
『闇に願いを』
クリスティーナ・スーントーンヴァット作、こだまともこ・辻村万実訳、静山社
差別や偏見、そして格差に抗い、団結し希望の光を求めるポンたちが勇敢でした!
チャム師から""組紐""を授かるのにふさわしい人に、私もなりたいです。(かめ)
『闇に願いを』
クリスティーナ・スーントーンヴァット作、こだまともこ・辻村万実訳、静山社
光と影を「総督」の格言を中心に描いていて、お話に引き込まれました。(海月)
『ハリネズミ・モンテカルロ食人記・森の中の林』
鄭執作、関根謙訳、アストラハウス
この賞レースがなければ、絶対に出会わなかった一冊。純文学として、人を選ぶかと思ったが「森の中の林」の圧倒的な面白さに驚いた。(サキ)
『ハリネズミ・モンテカルロ食人記・森の中の林』
鄭執作、関根謙訳、アストラハウス
すごかった!
(Hachi)
『すばやい澄んだ叫び』
シヴォーン・ダウド作、宮坂宏美訳、東京創元社
このようなジャンルの本はあまり読まなかったけれど、すごかった。(無記名)
『あいだのわたし』
ユリア・ラビノヴィチ作、細井直子訳、岩波書店
主人公の少女の日記で物語が進んでいくのがとても面白かったです!(まこ)
『闇に願いを』
クリスティーナ・スーントーンヴァット作、こだまともこ・辻村万実訳、静山社
この物語は、ただの冒険譚ではありません。社会の不条理、制度の影に生きる人々の声、そして「本当の自由とは何か」を問いかけてきます。それでも全体を通して、暗闇の中に差し込む光が絶えず描かれています。ポンがマンゴーの木の下で願ったように、私たちもまた、自分の中の闇に向き合いながら、希望を見つけていくことができるのだと思います。ポンが見つめていた光は、私たちのすぐそばにもあるはずです。それに気づくことが、生きる喜びの第ー歩なのかもしれないと思いました。(Hiyori)
『闇に願いを』
クリスティーナ・スーントーンヴァット作、こだまともこ・辻村万実訳、静山社
生まれてきてみたら苦しいことばかり、でも...その中でも懸命に闇の中から光を探し、前向きに生きていく姿に惹かれた。(高樋 桜空)
『ソリアを森へ』
チャン・グエン作、ジート・ズーン絵、杉田七重訳、鈴木出版
人間の開発が野生動物の生活範囲を制限していることが分かり、人間はもっと野生動物との共生を視野に入れなければならないと考えたが、ソリアのGPSが外れ、自由を手に入れたことで、「共生を視野に」という考えがすでに人間中心であると思った。(伏見結)
二次投票の投票期間は9月26日(金)23:59までです。
今から読みはじめてもじゅうぶん間に合います!
ノミネート作品7冊については、こちらのページをご覧ください。
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